F1 第2戦 エミリア・ロマーニャGPレビュー F1の凄さを分かりやすく解説その2 「ダウンフォース編」
こんばんは
いののすけです。
皆さん週末はいかがお過ごしでしたでしょうか。
いののすけは特に何も特別なことはありませんでしたが
嫁が急に300円均一で歯ブラシスタンドを買ってきました。
珪藻土でできているためすぐ乾きますし掃除も楽なので非常に衛生的です。
また悔しいですが可愛くて気に入っちゃっております。
Amazon にも売っていたので興味がある方はぜひこちらから↓↓
さて本題に入ります。
先日記事にさせていただきましたF1 2021 第2戦エミリア・ロマーニャGP
結果から振り返りたいと思います。
■エミリア・ロマーニャGP 決勝レース結果
1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3. ランド・ノリス(マクラーレン)
4. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5. カルロス・サインツ(フェラーリ)
6. ダニエル・リカルド(マクラーレン)
7. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
8. ランス・ストロール(アストンマーチン)※
9. エステバン・オコン(アルピーヌ)
10. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
11. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
12. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
13. キミ・ライコネン(アルファロメオ)※
14. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
15. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)
16. ミック・シューマッハ(ハース)
17. ニキータ・マゼピン(ハース)
以上完走
--. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
--. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
--. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
レッドブル・ホンダのフェルスタッペン優勝!!!
今期2戦目で早くも優勝しました!
ウェットコンディションで多々波乱がありましたが冷静沈着に周回数を重ね
2位のハミルトンと22秒差をつけてチェッカーフラグを通過しました。
ホンダのパワーユニットが世界最高峰の舞台でメルセデスを置いていく姿は
いののすけ観てて感激しました。
少し他のホンダ勢がポイント圏内に入れていないのが気になりますが
角田選手は予選で失敗し最後尾からスタートして12位は立派と思います。
次に期待です!!
でも今回一番凄かったのは正直、
昨年度の覇者、メルセデスのルイス・ハミルトンと言わざるを得ません。
アクシデントにより、10位にまで順位を下げたハミルトンですが、
脅威の追い上げにより、2位にまで追い上げました。
いののすけはこれまで何度もハミルトンの異次元な走りを観てきました。
「まーたハミルトン持って行っとるがな」という気持ちですね。
「F1の凄さを分かりやすく解説その2」ということで
F1 マシンを語る上で重要な要素「ダウンフォース」について解説していきます。
皆さんも聞いたことあるかと思いますが直訳すると「下方向の力」です。
F1の車両には前後に大きなウィングがついています。
それぞれのウィングは飛行機の翼をさかさまにしたような形でついています。
車速が上がると空気抵抗により下方向の力「ダウンフォース」
が発生します。
なぜダウンフォースが必要になるかをこれから説明いたします。
少し大学院時代に講義でいののすけが作成した資料を載せます。
かなり雑に作った資料ですがご了承ください。
コースを速く走り抜けるためにはコーナーを可能な限り高速で曲がる必要があります。
しかし速く進入しすぎると図のような遠心力が強くなり、
タイヤが持つ向心力(回転中心に向かって働く力)が負けてしまい
スピンしてしまいます。
そこで必要になるのが聖なる力「ダウンフォース」です。
F1の車両が250km/h以上でコーナーを平気で曲がれるのはこの「ダウンフォース」
のおかげというのがなんとなく理解できましたでしょうか。
F1のマシンはスピードが乗っていればダウンフォースの下方向の力だけで
重力に打ち勝つそうで、
上空に敷いてある道路があるとすれば逆さまに浮いて走ることも理論的には可能だそうです。
恐るべし「ダウンフォース」!
大変長くなり申し訳ございません。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
またF1 GPの開催に合わせて何かしら解説していきますので
よろしくお願いします。
それでは。
いののすけ。